2025年– date –
-
バイオテック投資
Biotech Investment News:GSK(グラクソ・スミスクライン)の過去10年+2025年の主なDealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】ワクチンとスペシャリティ領域への集中投資 GSKは近年、大型買収よりも戦略的提携を通じて中長期的な競争力を強化してきました。中でもワクチン、免疫炎症、感染症、オンコロジーに注力し、アセット主導型の開発強化を図っています。 主な... -
バイオテック投資
Biotech Investment News:AstraZenecaの過去10年+最新Dealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】抗体・ADC・希少疾患への成長投資とグローバル共創戦略 AstraZenecaはがん領域における抗体医薬やADCへの投資を軸に、希少疾患(Alexion買収)やバイオ製造の内製化(Pfizer工場買収)などを通じてパイプラインと事業基盤を多角化してきま... -
最新科学ニュース
【Science News】KRAS阻害と免疫依存性:膵臓がん治療における免疫系の役割を解明(Cancer Discovery要約/ひとこと付)
2025年6月にCancer Discovery誌オンライン版に掲載された最新研究により、KRAS G12D阻害薬による膵臓がん(PDAC)治療において、**T細胞依存性の腫瘍退縮メカニズム** が重要な役割を果たすことが示されました。 膵がんではKRAS G12D変異が主要ドライバー... -
若返り・老化・再生
【若返り・老化・再生研究シリーズ②】GLP-1受容体作動薬がアルツハイマー病に与える影響:Nature Agingの最新報告から
2025年5月に公開された Nature Aging の報告によると、糖尿病治療薬として知られるGLP-1受容体作動薬(GLP-1R agonists)が、アルツハイマー病(AD)の進行を遅らせる可能性があることがマウスモデルで示されました。 研究のポイント Zhangらによる研究で... -
バイオテック投資
Biotech Investment News:AbbVie(アッヴィ)の過去10年+2025年の主なDealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】Humira以降を見据えた多様な領域への拡張戦略 AbbVieは、主力製品Humira(アダリムマブ)の特許切れによる影響を見据え、免疫、がん、神経、眼科、美容医療など多岐にわたるパイプライン強化を実施してきました。大型M&Aから、RNA、ペ... -
バイオテック投資
Biotech Investment News:Bristol Myers Squibb(BMS)の過去10年+2025年の主なDealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】免疫チェックポイント阻害薬Opdivoを中核に、新モダリティ強化戦略 BMSはOpdivo(ニボルマブ)とYervoy(イピリムマブ)の組み合わせによるがん免疫治療の先駆者として知られています。この10年では、細胞療法、ADC、T細胞エンゲージャー... -
バイオテック投資
Biotech Investment News:Rocheの過去10年+2025年の主なDealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】中核の抗体医薬に加え、個別化医療・診断・RNA・細胞治療への拡張 Rocheは長年にわたって抗体医薬のリーダー企業であり、がん治療を中心に数々の画期的な薬剤を提供してきました。この10年では、診断・個別化医療に加え、RNA医薬や細胞治... -
バイオテック投資
Biotech Investment News:Johnson & Johnsonの過去10年+最新Dealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】免疫・がん・希少疾患の重点強化によるR&D主導型戦略 Johnson & Johnson(J&J)は、免疫系疾患やがん領域、希少疾患を中心にバイオテック企業への戦略的出資・買収を展開しています。がん免疫療法、CAR-T、抗体・ADC領域をタ... -
バイオテック投資
Biotech Investment News:Merck(MSD)の過去10年+2025年の主なDealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】Keytruda以後の成長戦略と次世代モダリティへのシフト Merck(MSD)はKeytrudaの成功を背景にオンコロジーでの地位を確立しましたが、特許切れを見越してADC、RNA治療、細胞治療、精密医療など次世代モダリティへの投資を積極化しています... -
研究留学・USライフ
【US研究留学とキャリア形成の多様さシリーズ②】アメリカで研究するために3つの心構えの基本を準備しよう
アメリカの研究環境は多様でダイナミックです。国際的な仲間に囲まれ、最先端の設備と刺激的なディスカッションに満ちた日々。しかし、そこに飛び込むには、事前の心構えが大きな違いを生みます。今回は、アメリカで研究をする前に準備しておきたい3つの基... -
バイオテック投資
Biotech Investment News:Pfizerの過去10年+2025年の主なDealまとめ(2015〜2025)
【戦略レビュー】mRNAワクチン成功を契機とした次世代プラットフォーム拡充戦略 Pfizerは2015年にHospiraやGSKからワクチン事業を取得してバイオ医薬を強化。2016年にはMedivation(XTANDI)を買収しがん領域を拡大。2019年にArray BioPharmaを取得し中核... -
最新科学ニュース
【Science News】食道扁平上皮がん発症における高変異細胞の長期潜伏メカニズムを解明:Cancer Discovery要約(ひとこと付)
2025年6月号のCancer Discovery誌に掲載された最新研究により、食道扁平上皮がん(ESCC)の発症過程において、多数のドライバー変異を獲得した高変異細胞が長期間にわたり潜伏状態(休眠)を維持し、その後にがん化へ移行する仕組みが明らかになりました。... -
希少・小児疾患
Rare & Pediatric Disease News Vol.2:日本の小児希少疾患創薬はどこまで追いつけるのか?
– PRV終了後の世界で、グローバルと比較した課題と展望 – 2024年に米国FDAの「小児希少疾患 優先審査バウチャー(PRV)」制度が終了し、世界的に小児希少疾患領域のイノベーションをどう維持するかが議論の的となっています。シリーズ第1回では米国の制度... -
がん治療薬承認
がん治療薬ニュース速報:Datopotamab deruxtecan(Datroway)がEGFR変異非小細胞肺がんにFDA加速承認
【FDA承認速報】第一三共のDatrowayがEGFR変異を有するNSCLCに対して加速承認(2025年6月23日) 2025年6月23日、米国FDAはDatopotamab deruxtecan-dlnk(商品名:Datroway)を、EGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)で、EGFR... -
創薬
【In vivo CAR T特別編①】体内でCAR-T細胞を作り出す時代へ:課題と期待の最前線
CAR-T療法は血液がん治療における画期的アプローチとして注目を集めてきましたが、従来は患者から採取したT細胞を体外で遺伝子改変・培養して戻す「ex vivo製造」が必要でした。この製造工程は高コスト・長期間・限定的な施設依存性といった課題があり、普... -
若返り・老化・再生
【若返り・老化・再生研究シリーズ①】ハイフリック限界とヒト細胞の老化:老化研究の原点から今を考える
「細胞は永遠に分裂し続けるのか?」この問いに明確な答えを示したのが、1961年に発表されたハイフリックとムーアヘッドによる論文です。彼らは、ヒトの正常な二倍体細胞には限られた分裂回数しかないことを示し、**ハイフリック限界(Hayflick Limit)**... -
がん治療薬承認
がん治療薬ニュース速報:Tisotumab vedotin-tftvが再発・転移性子宮頸がんにFDA承認
【FDA承認速報】SeagenとGenmabのTisotumab vedotin-tftvが再発・転移性子宮頸がんに対して承認(2025年6月21日) 2025年6月21日、米国FDAはTisotumab vedotin-tftv(Tivdak)を、化学療法後に進行した再発・転移性子宮頸がんの治療薬として正式に承認しま... -
創薬
【DDNレビュー】抗体薬2剤併用による根本的アレルギー治療アプローチ:Drug Discovery News要約(ひとこと付)
米国の研究チームが、アレルギー疾患の発症源を直接制御する新たな抗体医薬併用療法の開発を進めています。今回紹介されたアプローチでは、アレルギー反応の根幹を担う免疫グロブリンE(IgE)とその産生を促すサイトカインIL-4/IL-13の両方を標的とします... -
製薬会社・バイテックニュース
【製薬会社・バイオテックニュース】個別化mRNAがんワクチン開発が加速:Nature Biotechnologyレビューより
2025年6月号のNature Biotechnology誌に、個別化mRNAがんワクチン開発の現状を総括する総説論文が掲載されました。近年、患者ごとのネオアンチゲン(腫瘍特異的変異抗原)を標的とするmRNAワクチンが、がん免疫療法の新たな選択肢として注目を集めています... -
希少・小児疾患
Rare & Pediatric Disease News Vol.1
🧒 はじめに:なぜ小児・希少疾患が注目されるのか? 小児希少疾患は、患者数が少なく、治療法が限られているにもかかわらず、命に関わる重篤な疾患が多く存在します。そのような背景の中で、アメリカでは2012年に「Rare Pediatric Disease Priority Revie...