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二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ B5:臨床開発戦略と適応拡大の考え方
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)は、理論上の魅力だけでなく、実際の臨床開発の中でどこから攻めるべきかが非常に重要なモダリティです。A1からA5、B1からB4までで見てきたように、この領域は構造、作用機序、標的設計、安全性、PK/PDが強く絡... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ A5:二重特異抗体薬はがん治療の中でどこに位置づくのか
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)は、ここ数年でがん治療の中でも強い存在感を持つようになったモダリティです。しかし、この領域を本当に理解するには、二重特異抗体薬だけを個別に見ていては不十分です。重要なのは、現在のがん治療全体の中... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ B4:毒性・PK/PD・開発ボトルネックをどう見るべきか
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)は、理論上は非常に魅力的に見えることが多いモダリティです。二つの標的を一つの分子で扱えるため、単一標的抗体では難しかった薬理作用を狙うことができます。しかし実際の開発では、「コンセプトとしては優... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ A4:なぜ副作用が起きるのか?有効性と安全性のバランスを理解する
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)は、がん治療の中でも非常に大きな可能性を持つモダリティです。A1からB3までで見てきたように、この分野の強みは、一つの分子で二つの標的や条件を扱い、単一標的抗体では届きにくかった薬理作用を成立させら... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ B3:モダリティの違いによる薬理特性の違い
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)を見ていると、同じ「二重特異抗体薬」という言葉で括られていても、実際の薬としての振る舞いはかなり違うことに気づきます。ある分子は非常に強い細胞橋渡し活性を示す一方で、持続性に課題を抱えます。別の... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ A3:どんな種類があるのか?二重特異抗体薬の分類と全体像
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)は、しばしばひとつの技術領域としてまとめて語られます。しかし実際には、その中身はかなり多様です。A1で見たように、二重特異抗体薬の本質は「二つの標的や条件を一つの分子でつなぎ、新しい薬理機能を成立... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ B2:標的設計と作用機序の最適化は何で決まるのか
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)の設計を考えるとき、多くの人はまず「どの標的を組み合わせるか」に注目します。これは当然で、二重特異抗体薬の価値は、二つの標的を同時に扱うことから生まれるからです。しかし実際には、標的設計は単純な... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ B1:構造設計の比較と治療効果への影響
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)を理解するうえで、最初に越えなければならない壁のひとつが、「同じ二重特異抗体薬という言葉の中に、まったく異なる分子設計思想が含まれている」という点です。A1では、二重特異抗体薬を“二つの条件を組み合... -
二重特異抗体シリーズ
初心者から専門家まで|二重特異抗体薬シリーズ A1:二重特異抗体薬とは何か?基礎から徹底解説
二重特異抗体薬(Bispecific Antibody Drug)は、現在のがん治療や抗体医薬の進化を語るうえで、避けて通れない重要なテーマです。ここ数年で急速に存在感を高め、血液がん領域ではすでに実際の治療選択肢として定着しつつあり、固形がんや自己免疫疾患な... -
CAR-T シリーズ
治療の最前線シリーズ:免疫を“育てる”がん治療 ― CAR-Tの全体像(一般から専門まで)|A3:固形がんでCAR-Tが難しい理由(3つの壁をやさしく整理)【一般向け】
(先にA0/A1を読んでいない方へ)→ A0:CAR-T療法とは?まず全体像(目次つき)→ A1:CAR-Tが“いま”使われる病気の全体像(血液のがんが中心) 専門向けの深掘り(B3)では、壁を越えるための「次世代CAR設計(多標的・論理ゲート・装甲化・局所投与など)... -
CAR-T シリーズ
治療の最前線シリーズ:免疫を“育てる”がん治療 ― CAR-Tの全体像(一般から専門まで)|B2:毒性管理・施設運用・長期安全性(規制の論点まで)【専門向け】
まず全体像から読みたい方はこちら:→ A0:CAR-T療法とは?まず全体像(目次つき)→ A2:CAR-Tの副作用を怖がらず理解する(何が起きる?何を見守る?) (ここに冒頭図を挿入:Canva 1200×630)推奨図(英語のみでもOK):“CAR-T Toxicity Management: Ti... -
CAR-T シリーズ
治療の最前線シリーズ:免疫を“育てる”がん治療 ― CAR-Tの全体像(一般から専門まで)|A2:CAR-Tの副作用を怖がらず理解する(何が起きる?何を見守る?)【一般向け】
(先にA0/A1を読んでいない方へ)CAR-Tの基本と「どの病気で使われるか」を押さえると、この回がスムーズです。→ A0:CAR-T療法とは?まず全体像(目次つき)→ A1:CAR-Tが“いま”使われる病気の全体像(血液のがんが中心) 専門向けの深掘り(B2)では、医... -
CAR-T シリーズ
治療の最前線シリーズ:免疫を“育てる”がん治療 ― CAR-Tの全体像(一般から専門まで)|B1:承認CAR-Tの整理(製品・標的・企業・適応条件・代表病名)【専門向け】
まず全体像から読みたい方はこちら:→ A0:CAR-T療法とは?まず全体像(目次つき)→ A1:CAR-Tが“いま”使われる病気の全体像(血液のがんが中心) まず結論(エグゼクティブ・サマリー) 米国FDAで承認済みのCAR-T(がん領域)は、CD19(B細胞系)とBCMA(... -
CAR-T シリーズ
治療の最前線シリーズ:免疫を“育てる”がん治療 ― CAR-Tの全体像(一般から専門まで)|A1:CAR-Tが“いま”使われる病気の全体像(血液のがんが中心)【一般向け】
(先にA0を読んでいない方へ)CAR-T療法の「しくみ」や「シリーズの読み方」を先に押さえると、この回の理解が一気に楽になります。→ A0:CAR-T療法とは?まず全体像(目次つき) 専門向けの深掘り(B1)では、承認CAR-Tの製品名・標的(CD19/BCMAなど)・... -
CAR-T シリーズ
治療の最前線シリーズ:免疫を“育てる”がん治療 ― CAR-Tの全体像(一般から専門まで)|A0:CAR-T療法とは?自分の免疫を使うがん治療を「全体像」から、まずこれだけ【一般向け】
このシリーズについて(一般→専門の2層連結) 本シリーズは、CAR-T(カーティー)療法を「初めて聞いた方」でも理解できるように、まず全体像(一般向けA)を丁寧に説明し、その翌日以降に専門向け(B)で「社名・標的(CD19/BCMAなど)・CARの設計・臨床... -
がん治療薬承認
がん治療薬承認速報 Teclistamab(Tecvayli)+Daratumumab Hyaluronidase-fihjが再発・難治性多発性骨髄腫でFDA承認(同日、Tecvayli単剤の迅速承認を通常承認へ転換)
2026年3月5日、米FDAはBCMA×CD3二重特異抗体であるteclistamab(製品名:Tecvayli)を、daratumumab hyaluronidase-fihjとの併用療法として、成人の再発・難治性多発性骨髄腫(RRMM)に承認しました。対象は「少なくとも1ライン以上の前治療歴があり、その... -
がん治療薬承認
がん治療薬承認速報 Oncology Drug Approval News Flash:BRAF V600E変異を有する転移性大腸がんに対するエンコラフェニブ+セツキシマブ+フルオロウラシル系化学療法がFDAで通常承認
FDA承認の概要 2026年2月24日、米国食品医薬品局(FDA)は、エンコラフェニブ(encorafenib, Braftovi, Array BioPharma Inc./Pfizer)をセツキシマブおよびフルオロウラシル(5-FU)ベース化学療法と併用するレジメンについて、以下の適応で通常承認(tr... -
入門臓器別がん
新シリーズ 第1回:肺がんを調べ始めたら:咳・息切れだけで決めつけないための全体像|がんの不安をほどく:臓器別・基本の全体像
「咳が続く」「息切れが気になる」「健診のレントゲンで影があると言われた」。こうした時、検索を始めると情報が多すぎて不安が増えることがあります。 この記事は、生活者の方が落ち着いて状況整理できるように、肺がんの症状・受診の目安・検査・ステー... -
がん治療薬承認
がん治療薬承認速報 Oncology Drug Approval News Flash:局所進行膵がんに対する低電場治療デバイスOptune Paxがゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用でFDA承認
FDA承認の概要 2026年2月11日、米国食品医薬品局(FDA)は、局所進行膵がんに対する低電場ジェネレーター装置Optune Pax(Novocure)を、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用で使用するレジメンとして承認しました。対象は、新規に局所進行膵管腺がんと... -
がん治療薬承認
がん治療薬承認速報 Oncology Drug Approval News Flash:プラチナ抵抗性卵巣がんに対するペムブロリズマブ+パクリタキセル±ベバシズマブ併用療法がFDA承認
FDA承認の概要 2026年2月10日、米国食品医薬品局(FDA)は、ペムブロリズマブ(pembrolizumab, Keytruda, Merck)およびペムブロリズマブ+ベラヒアルロニダーゼ alfa-pmph 皮下注製剤(pembrolizumab and berahyaluronidase alfa-pmph, Keytruda Qlex, Me...