FMTは「足し算」ではなく「引き算」だった――FMT-LUMINateが解剖した、腸内細菌ががん免疫療法を効かせる本当のメカニズム|FMTで効かせるがん免疫療法 第2回
連載第1回で予告した「3試験を貫く最大の発見」を、コア論文FMT-LUMINate(Nature Medicine 2026;32:1337-1350)の解析で深掘り。奏効者と非奏効者で差を生んだのは「ドナー由来菌の定着」ではなく「Enterocloster citroniaeなど有害菌の選択的喪失」。マウス実験で因果証明、トリプトファン代謝・キヌレニン経路を介した免疫抑制解除という機序まで明らかに。FMT/LBP設計が「足し算から引き算」へ転換する分水嶺。連載第2回。