FMTで効かせるがん免疫療法シリーズ– category –
FMT(糞便微生物叢移植)×免疫チェックポイント阻害薬の連載シリーズ
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FMTで効かせるがん免疫療法シリーズ
PERFORM vs TACITO、Segatella copri 問題、そして商業化の最前線――FMT臨床応用が直面する3つの岐路|FMTで効かせるがん免疫療法 第3回(最終回)
シリーズ最終回。同じ転移性腎細胞がんで対照的な設計の2試験——PERFORM(健康ドナー、ipi/nivo)vs TACITO(ICI完全奏効患者ドナー、pembro+axitinib)を比較解剖。3試験を貫く Segatella copri 文脈依存毒性(dual ICIでのみ毒性駆動)の発見、商業化マップ3層構造(Seres・Vedanta・Exeliom/Locus・Eligo/合理設計型)、日本の参入余地(ファージ療法基盤・診断キット・株供給・臨床試験)まで。FMT/LBP分野の臨床応用元年を総括。 -
FMTで効かせるがん免疫療法シリーズ
FMTは「足し算」ではなく「引き算」だった――FMT-LUMINateが解剖した、腸内細菌ががん免疫療法を効かせる本当のメカニズム|FMTで効かせるがん免疫療法 第2回
連載第1回で予告した「3試験を貫く最大の発見」を、コア論文FMT-LUMINate(Nature Medicine 2026;32:1337-1350)の解析で深掘り。奏効者と非奏効者で差を生んだのは「ドナー由来菌の定着」ではなく「Enterocloster citroniaeなど有害菌の選択的喪失」。マウス実験で因果証明、トリプトファン代謝・キヌレニン経路を介した免疫抑制解除という機序まで明らかに。FMT/LBP設計が「足し算から引き算」へ転換する分水嶺。連載第2回。 -
FMTで効かせるがん免疫療法シリーズ
FMT×免疫療法 3大臨床試験が同日Nature Medicineで揃った日――腸内細菌で「効かない免疫療法」を効かせる時代|FMTで効かせるがん免疫療法 第1回
2026年4月、Nature Medicine 32巻4号にFMT×免疫療法の臨床試験が3本同時掲載。NSCLCで奏効率80%、腎細胞がんで無増悪生存期間が24.0vs9.0か月(HR 0.50)と、ICIの「半分しか効かない」という臨床天井を破る数値が並んだ。だが真の意義は数値ではなく、3試験を貫く科学メカニズム——奏効者は「ドナー菌の定着」ではなく「自分の有害菌の喪失」が起きていた、という発見にある。連載「FMTで効かせるがん免疫療法」第1回として、3試験の全体像と意味を一気俯瞰する。
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